俺とチャリとお前

お題「思い出の一枚」

 

 

はてなブログを始めてからというもの、大変お世話になっている機能がある。

 

 

『お題スロット』だ。

 

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この"矢印ボタン"を押すと次々とお題案が出てくるので、特に書きたいことがない時や、次の記事ネタのヒントをもらうために利用させていただいている。

 

本日もこのスロットをポチポチしてた時に一つのお題で指が止まった。

 

 

 

 

 

 

『思い出の一枚』

 

 

 

 

 

 

━━━━━━刹那、脳に電撃が走る。

 

 

 

 

あれだ。

 

 

 

 

あれしかない。

 

 

 

 

 

 

 

携帯の6,500枚を超えるカメラロールから10分程かけて目当ての一枚を見つけ出した。

 

まずはその一枚を見ていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これは2011年5月4日、だいたい8年前の私が中学3年生の時に撮影した写真だ。もちろん被写体本人にはブログ掲載許可を頂いている。(秒で快諾だった。)

 

 

 

 

この日は5,6人くらいで、普段たまり場になっている友達宅で遊ぶ予定だったのだが、写真で微笑む彼がとんでもない格好で登場したことで、何故か私達のボルテージが最高潮に達したため急遽カラオケに行く事になった。

 

 

 

話は逸れるが、私は四国のクソ田舎で幼少期から社会人まで育った。どのくらい田舎だったかというと、自宅からの片道計算で

コンビニまでチャリで15分

最寄駅までチャリで45分

カラオケまでチャリで60分

 

都会に住む君たちには分からないかもしれないが、カラオケまで行くのにガチで往復2時間かかる。移動時間が歌ってる時間より余裕で長い。誰が『暇だしカラオケ行こ〜』的なノリでカラオケに誘うことができるだろうか。

普段であれば、

 

 

 

 

 

 

 

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『お前ら…行くぜッッ……!!』

このくらい気合を入れて向かう事になる。

 

ノリだけで決定してしまうほどボルテージが高まっていたのを理解していただけただろうか。

 

 

 

 

 

 

写真の彼と私は小・中学校を共にした幼馴染であり、小学生の時は放課後毎日遊んでいたほど気の合う親友と呼べる漢だった。

 

ただ私とは違い、最新のコンテンツよりも、やや古めの漫画やアニメ・ゲームが好きで、ちょうどこの頃は今日から俺はという不良漫画にハマってた。

 

今思えば、この服装も何かしらの影響を受けていたのかもしれない。

 

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青少年のなにかと多感な時期を示す中二病(厨二病)』という言葉があるが、私はこの言葉があまり好きじゃない。

 

発症するのが中学2年生とは限らないし、多くの男子が一回は患うため、一種の生理現象に近いと思うからだ。

 

誰しも一度ヤンキーに憧れるし、周りの女子が全員自分のことを好きになる妄想や、校内に侵入してきたテロリストを素手でボコボコにする妄想をしたりするはずだ。

 

 

 

ちなみにその頃私はデッドマン・ワンダーランドという漫画にどハマりしていたわけだが、その辺りはもう記事にしたのでこちらを見ていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

申し訳ないが、この記事にオチはない。

ただ、老婆心ながら青少年の君に少しだけアドバイスをしたいと思う。

 

 

私がこの記事を通して伝えたかった想いはひとつ。皆に等しく"そういう時期"があり、各々のアイデンティティを獲得しつつ大人になっていくという事だ。

 

 

青少年の君たちは

存分にモラトリアムを堪能したらいい。

 

 

ここが君の出発地点だ。

 

 

誰しもが通る道だが、ある意味、君だけの道を切り開いて進んでいく事と同義でもある。

 

 

たくさん寄り道をしながら、自分だけの航海図を描いていくんだ。

 

 

大人になってから学生時代の事を思い出し、枕に顔を埋めて足をバタつかせることもあるだろう。

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いいんだよそれで。

 

 

なんの問題もない。

日常が落ち着いてきた時、きっと笑ってネタにできるようになってるはずだから。

 

 

以上だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう事だ。

一体なんなんだこのブログは。

誰か助けてくれ。