SCP-8314



アイテム番号:SCP-8314

 

オブジェクトクラス:Euclid

 

特別収容プロトコルSCP-8314は現在封じ込め施策がとられていません。これはミーム汚染を引き起こすSCP-8314の伝染経路が極めて限定的であることと、現在までの調査の結果、暴露した個体から他の個体へ伝染しないことが明らかになっていることに起因します。

しかし、報告書作成時点ではSCP-8314が確認されてから日が浅いため、ミーム汚染の程度が今後深刻になる可能性も否定できないことから、オブジェクトクラスはEuclidに指定されています。

なお、伝染源を監視しているエージェントよりSCP-8314に暴露した可能性のある個体が報告された際は、ゲーム魅力向上アンケートに偽装した精神鑑定キットを使用し暴露の有無を判定してください。暴露判定が確定した個体はSCP-8314-1に指定し、総合病院の精神科療養病棟に偽装した財団施設サイト-⬛︎⬛︎の一般的な病室設備とインターネットに接続可能なPC端末及び監視カメラが設置された個室に収容、経過観察を行ってください。現在サイト-⬛︎⬛︎には⬛︎⬛︎⬛︎体のSCP-8314-1が収容されています。

 

 

 

説明:SCP-8314は世界的に認知されているオンラインゲーム、⬛︎⬛︎⬛︎・⬛︎⬛︎・⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎を介して伝染するミーム汚染です。

SCP-8314に暴露した人間(以下、SCP-8314-1)の異常性は、激しい興奮状態において特定のキャラクター(以下、⬛︎⬛︎⬛︎)を操作又は言及した際に現れますSCP-8314-1が興奮状態になると、あたかも自身が⬛︎⬛︎⬛︎であるかのように振る舞い、他者に対して著しく攻撃的な言動を取るようになります。

SCP-8314は20⬛︎⬛︎/⬛︎/⬛︎⬛︎に発生したインシデント⬛︎⬛︎-⬛︎において、暴露個体がゲーミングカフェ内で遊戯中であった自身の友人を殺害した後、床に倒れた死体の腹部に鞘に収めた刃渡り140cm程の⬛︎(*1)を突き刺し、それに寄りかかる形で縦笛を吹いていたことから、財団職員がその異常性を認知し、その後の調査で初めて確認されました。(*1...⬛︎の入手経路は不明であり、以後同様の事例は発生していません)

 

f:id:Kyodo:20200213144344p:image(インシデント⬛︎⬛︎-⬛︎ SCP-8314-1確保時の様子)

また、興奮状態時には平常時と比較して齟齬のある発言や言動を取ることがありますが、興奮状態から醒めたSCP-8314-1はその際の記憶を保持していません。これらの発言が暴露した者の深層心理が表面化しているものである可能性ついては、現在調査を進めています。

 

 

 

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以下、サイト-⬛︎⬛︎に収容されてるSCP-8314-1(20代痩せ型アジア人男性)へのインタビュー

 

 

⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
それでは、『⬛︎⬛︎⬛︎』について話してください。

 

 

SCP-8314-1:
私に⬛︎⬛︎⬛︎の話をしろって?私の⬛︎⬛︎⬛︎の勝率29%なのに?

 

 

⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
なに?勝率29%??君は⬛︎⬛︎⬛︎OTPだと聞いていたのだが......

 


(博士が個人タブレットでopggを確認する)

f:id:Kyodo:20200213124256j:image(↑その時の画面)

 

⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:

フッ..........(鼻で笑った声)

 

 

SCP-8314-1:
...あの、人の勝率を笑わないでもらえますか?失礼ですよ。いいですか。最初に言っておきますけど私だけが悪いわけじゃありませんから。

 


⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
すまない。続けてくれ。

 


SCP-8314-1:
チッ...なんなんだよ。まあいいです。想像してみてくだい。私がmidで⬛︎⬛︎⬛︎を ピックしたからって相手は毎回アニビアとか当ててくるんですよ。マルザとか。
しょうもないドットダメージを受けながらEでシュンシュンしても、Ult打つ暇もなく鮮血まき散らしながら死ぬしかないでしょ。

これはGankしに来ないJgの所為だと思います。Gankさえ来れば勝ててましたから、まじでいい加減にしろよって話ですよ。

 


⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
なるほど。

 


SCP-8314-1:
いい加減にしろよといえば味方全員ですけどね。ほんと使えない。

この前もちょっと3~4回そこらソロキルされたくらいでSupがミアピンを炊きまくるもんだから軽くopen midして怒鳴りつけてやりましたわ。

そしたら味方のTopマルファイト、なんて言ったと思います?


「まあまあ、死なないようにファームしとけば⬛︎⬛︎⬛︎もまだ活躍できるし、topとbotはレーン負けてないから後半に集団戦すれば全然勝てるよ」ですって。


ふざけるんじゃねえよ。そんな甘ったるい世界に生きてないんだわ。こちとら生きるか死ぬかの瀬戸際で命賭けて戦ってんだよ。
何にもわかってないのな。だから、わからせるためにマルフの対面のセトに2キル渡してやったわ。そのあと『これでもまだ同じ事言えるのかよ』て言ってやったら「わざとキル渡されたら勝てる試合も勝てなくなるよ」だとさ。全く。

人 の 所 為 に す る な ! ! ! ! !

これだからガキは話にならないんだ。


~(中略)~

 

⬛︎⬛︎⬛︎を使うって事は、死ぬ覚悟があるって事だ。俺は恐怖を乗り越えて戦場(ここ)に立っているんだ。
ちまちま魔法や遠距離武器で攻撃したり、岩みたいな体の奴らがペシペシ乳繰り合ってるのを見ると反吐が出る。
まあ俺が唯一認めてやらんこともないと思ったのはマスター・イーとかいう奴とトリンダメアだけだな。あいつらは戦いとは何かを理解している。もちろん俺の足下にも及ばないが。

 


⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
マスター・イーやトリンダメアが良いなら、リヴェンやフィオラはどうですか?

 


SCP-8314-1:
愚問だな、あいつらはダメだ。女だから。

女子供が来るところじゃねぇんだよ戦場は。
Pick画面でSupがルルとか見せPickしやがった時には俺のスペルをゴーストとクレンズに持ち替えて大声でこう怒鳴りつけてやるんだ。『ノーチラスにしないと痛い目見るぞ』ってな。大人をなめるなよ。

だいたい、試合に勝てるかどうかだって俺にかかってるんだ。俺に合わせるのは当然の事だろ。お前もそう思うよな?

 

 

⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士:
私はそうは思いませんが…むしろ下手くそなのに⬛︎⬛︎⬛︎をピックしたあなたが悪いのでは?

 


SCP-8314-1:
はあ!!?!?もういっぺん言ってみろやこの⬛︎⬛︎野郎が!!!!お前の娘を⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎してやるからなおい!!!!!

 


その後、激高した様子で立ち上がったSCP-8314-1は『俺と1v1しろ』『ディスコ来いや』などと叫びながら博士に迫ったため、部屋の入り口に配備された財団職員によって終了されました。

 


追記
以前よりSCP-8314に暴露している可能性が疑われていた⬛︎⬛︎⬛︎ ⬛︎⬛︎博士は、インタビュー後『オサキィ!』と言い残して⬛︎⬛︎市⬛︎永町のゲーミングカフェへ入店し、ランクマッチでBotレーンにもかかわらず⬛︎⬛︎⬛︎をPickしたためその場で覆面待機していた財団職員に確保されました。精神鑑定キットで暴露判定が確定したため、現在サイト-⬛︎⬛︎に収容されています。なお、博士を確保した際カフェ内で遊戯中だった利用客及び店員にはクラスA記憶処理が施されています。

 


20⬛︎⬛︎/⬛︎/⬛︎
サイト-⬛︎⬛︎ B棟(⬛︎⬛︎総合病院 精神科療養病棟)SCP-8314-1インタビュー発言要旨文字起こし

 


サムネ絵師さまリンク→https://twitter.com/dodomatsumatsu

ソニックファンが中川大志さんを受け入れられない理由


今回は、現在炎上してる【ソニック・ザ・ムービー】の話をします。
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なぜ炎上したかご存じでない方のために、状況を簡単に説明すると、

 

20年以上ソニックの声優として活動してきた金丸淳一さんが担当声優を外されて、人気タレント中川大志さんが起用された。

 

ということが突如公式より発表されたからです。

 

 

 

 

 

 

 

先に断っておきますが、私は中川大志さんを嫌っていたり憎いわけではありません。
中川さんがソニック好きを公言している事もあり、むしろ好感を抱いています。

 

 

 

 

それでも、20年以上ファンとしてソニックを追いかけている私は、CV:金丸淳一さん以外のソニックを受け入れる事ができないのです。

 

 

 

たかが声優が変わったくらいでおおげざだと思いますか?
そう思う人が多い事も客観的に理解はしているつもりです。

 

そんな人にこそこれからお話しするキャラクターの声に拘る理由を聞いてもらいたいし、少しでも良いので理解してもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

また、俳優の声優起用については様々なご意見があるかとは思いますが、ここでは【ソニック・ザ・ムービー】についてのみ一人のファンとして意見を書いていこうと思います。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

◇そもそも『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ってご存じですか?◇

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まずは前置きとして、ソニックとはどんなキャラクターなのかを紹介させてください。また、彼を紹介するにあたり参考にしたWikiページの文章が素晴らしかったので、引用しながら紹介させていただきます。必要な寄り道なので暫しお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 


ソニック任天堂の人気ソフトスマッシュブラザーズ(通称スマブラ)などでも登場しますが、正直なところ「よく知らないけど見た事はあるよ!」って方が多いのではないでしょうか。自分の周りでも原作をプレイした事のある人はかなり少数です。

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日本ではこの程度の知名度である一方で、海外ではその名を轟かせる人気キャラクターとして定着しています。
特にイギリスでの人気は絶大で、2008年に国内No.1新聞社が行ったアンケート調査では『最も人気のあるゲームキャラクター』に選ばれた程です。

 

なぜ日本ではイマイチのソニックが、海外だとここまで人気なのかを説明しようとすると、メガドライブの起源から解説しなくてはならなくなるので、ここでは割愛させていただきます。興味がある方は調べてみてください。

 

 

 

 

 


元々ソニックはゲーム会社SEGA(セガ)が"任天堂のマリオ"に対抗すべく生み出したキャラクターです。

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姿は、青いハリネズミを擬人化したもので"音速のハリネズミ"という異名の通りとても足が速いのが特徴です。

ちなみに『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のソニックとは"音速"という意味で、ヘッジホッグとは"ハリネズミ"という意味です。

 

 

 


ソニックが海外を中心に人気を博している理由は、彼のその粋な性格にあります。f:id:Kyodo:20200124210610j:image

彼は自由な魂冒険心の持ち主で、生きたいように生きることの自由さを何よりも大切にしています。


基本的に冷静沈着で怒ったりする様子は見られませんが、やる事が決まればそれ以上深く考えずに状況の中に飛び込むこともよくあります。
しかし自信は揺るぎなく、それは作中いかなる困難を前にしても変わりません。

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普段から自分の正義には正直で困っている人を見ると放ってはおけず、人を助けるためならルールを無視することもあります。

 

また、鈍重さや悲哀を好みませんが、本当に嫌っているのは自由への抑圧です。

他人の命令に従うよりも自由でいることを好み、プレイヤーがボタンを押さずに放置していると腕時計を見てプレイヤーを急かしたり、それがあまりに長時間に及ぶ場合は自らステージから飛び降りてゲームを放棄したりします。
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約20年前、ドリームキャスト版『ソニックアドベンチャー』より金丸淳一さんが担当声優となりフルボイスで声を当てられるようになりました。

そのセリフの端々で、日本語の合間にネイティブ寄りに近い英語が織り交ぜられる用になったのは、英語が堪能な金丸淳一さんの特技に由来します。

 

 

 

私の好きなソニックの名言の中に
『なにかを望むのはまっぴらだ。勇気一つあれば何でもできるぜ。一歩踏み出す、その気持ちさえあれば。』
というのがありますが、この台詞は彼の生き様をよく表現していると思います。

義理堅く自由で少しキザな人間味溢れるソニックに、私達は勇気をもらっているのです。
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◇キャライメージと声◇

 

本題に入ります。

 


先ほどはソニック"性格"を紹介しました。
無機質な言い方になりますが、これは"設定"と言い換える事ができると思います。

 

ソニックが設定から大きく外れた行動を取る事がないのは、それがソニックというキャラクターを人々が動かす時のルールだからです。

 

作品の制作者が設定を守りながら作品を作るからこそ、実際には生きていないソニックという存在に魂が宿り、一貫性のあるその生き様に我々も感情移入できるんだと思います。

 

 

 

 

ここで考えてみていただきたいのですが、この"設定"に『声』は含まれるのでしょうか?

 

 

 

もちろん私は「含まれる」と考えます。

しかし「含まれない」もしくは「重要な要素ではない」と考える方もいるからこそ、今回炎上したケースのように声優の差し替えが起きるのでしょう。

 

 


どうしてこのような認識の違いができてしまうのか。
要因は1つでは無いと思いますが、私は「キャラクターが会話している様子を想像できるか否か」の違いだと思います。

 



 

私の人格形成に影響を及ぼしたゲームの中に「ソニックアドベンチャー2(SA2)」というものがあるのですが、作中に登場するキャラクターが全員フルボイスでした。

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SA2はストーリーがとても良くて何度もプレイしていたので、好きなシーンの台詞は今でも覚えています。もちろん脳内でシーンが再生される際のソニックは『金丸淳一さん演じるソニック』です。

 

仮に、この過程でできあがるのが『イメージ1』とします。

 

 

 

そして、原作をプレイせず、"スマブラのキャラクターとしてソニックを知った方"や"今回の実写映画化でソニックを知った方"が持っているイメージを『イメージ2』とした時、ここには大きな認識の違いがあると感じます。

 

 

『イメージ1』の私は当然【声】もソニックの一部だと捉えています。
また、それを【変わる事はない個性】として認識しています。

 

 


仮にですけど、自分の親友の声がある日急に神木隆之介さんになってしまったら誰でも困惑しませんか?

でも、あまり話した事もないバイト先の先輩の声が多少変わったところで、大して気にならないのではないでしょうか。

 

 

 

 


つまり何が言いたいのかというと、

 

『イメージ2』の方はおそらく、

「見た目も一応ソニックな訳だし、中川さんカッコいいし、声が変わるくらい別にいいだろ」

という感覚。

 

 

 

 

そして私を含む『イメージ1』の人たちは、"アテレコの技量"や"俳優が声優をやる事"自体を非難しているのでは無く、

『声』というキャラクターを構成する大切アイデンティティを奪ってくれるな
と主張している。この差だと思います。

 

 

金丸淳一さん以外の声は『ソニックの声』に成り得ないのです。

 

 

 

 

 

 

もちろんやむを得ない理由(縁起でもありませんが、病気や死去等)があれば、我々も世代交代を受け入れる事ができると思います。

 

ただ、今回のように特別な理由がないにも関わらず、客寄せパンダとして人気俳優の中川大志さんを起用して金丸淳一さんを外したのはどうしても許せません。

 

 

ある日急に父親の声を中川大志さんに変えられて『カッコいいから別にいいやろw』って言われてるのと同じです。

 

 


受け入れられますか?
僕には無理でした。
こんな事で公式に裏切られて死ぬほど悔しいです。

 

実写映画化が情報公開されてからの約2年間、公開を楽しみに待っていましたが、こんなことになるなら最初から期待しなければよかった。
心からそう思います。

 

 

 

 

 

 

 

◇最後に◇
最後までお読みいただきありがとうございます。

また、拙い文章で不快にさせてしまった人もいると思います。すみません。


私は拡散力もないので、おそらくこの恨み節は配給会社やSEGA公式の偉い人まで届くことはありませんが、それでも声を上げずにはいられませんでした。

 

また、これだけ大々的にプレスリリースしているので、きっと何を言っても声優は中川大志さんから変わることはないのでしょう。

 

 


そもそもSEGA公式は国内でのソニックブランディングを諦めてる印象ですからね。どうでもいいのかもしれません。

スマホケースくらい作ったらどうなんですか公式さん...

 

 


私は売り上げに貢献したくないので映画は見に行きませんが、円盤が発売された時にCV:金丸淳一さんのものが収録されていたら、購入することにしました。

成功してほしいと思う反面、盛大に爆死してほしいとも思っているので、しばらくは静観しよう思います。

 


もう疲れました。

ジグザグマの機能的価値と普遍的幸福感に関する考察

 

 

 

マサラタウンの皆さんこんばんは。

早速だがあなたはジグザグマをご存じだろうか。

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ジグザグマは、ポケモン第三世代(ルビー/サファイア)の舞台、ホウエン地方の至る所に生息しているノーマルタイプのポケモンだ。

 

 

 

ちなみに、名前はジグザ"グマ"なのにポケモン図鑑上では《まめだぬきポケモン》となっている。たぬきじゃん。

それはそうとこのたぬき、見た目どおりだがめちゃくちゃ弱い。友人達と集まって通信対戦する時もジグザグマを手持ちに入れてるヤツなんて一人もいなかった。そんなポケモンだ。

 

 

 

 

いま思えば、ジグザグマみたいな弱いポケモンは他の強いポケモンと比べて軽視されがちだった。

 

私も御三家最終進化の"バシャーモ"や、見た目がカッコいい"メタグロス""ボーマンダ"といった強くてカッコイイポケモンばかり育てていた気がする。

それはある意味仕方ないのかもしれない。誰だって対戦ゲームをやるからには勝ちたいし、ダサいよりはカッコイイ方が良いに決まっている。


しかし、この時我々たんぱんこぞう達は大きな勘違いをしていた。いつになってもポケモンの世界のように強くてカッコイイ奴が覇権を握れると信じて疑わなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅はか。

 

本当に浅はかだった。社会の歯車となり早4年。社会人として求められている能力を悟り、私はジグザグマに畏怖した。

あのあどけない顔に隠れたポテンシャルが怖い。

 

 

 

 

 

 


◇万能型社会人ジグザグマ

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バトルじゃ使い物にならないジグザグマだが、殿堂入り(ストーリークリア)のために旅をしている少年達の手持ちでは見かける事が多かった。

 

 

何故か。

それは、彼らが多くの主要【ひでんわざ】を覚えるからだ。

 

 

 

 


ひでんわざとは、ストーリー進行のために旅道中で使う事になる【一度覚えさせると忘れさせる事のできない】技の事だ。ストーリー進行には必要不可欠ではあるものの、お世辞にもバトル向きの技であるとは言えない。

 


ご存じのとおり、ポケモン一体あたりに覚えさせる事のできる技は4つまでである。バトルの主要ポケモンに、貴重な一枠を割いてショボい技を覚えさせる訳にはいかないため、"ひでん要員"と呼ばれる"ひでんわざを使うためだけに連れ歩くポケモン"が存在した。


また、ポケモンによって覚えることのできるひでんわざは違うのと、手持ちポケモンは6体までと決まっている関係で、ひでん要員は

①多くのひでんわざを覚えることのできる

②比較的捕まえやすいポケモンである

ことが好ましかった。

 

 

となると、「なみのり」「いわくだき」「いあいぎり」「かいりき(進化後)」といった旅をするうえで必要不可欠のひでんわざをおぼるジグザグマ以上の適材は存在しなかったのだ。

 

 

私の場合、最終的に彼を含む6体でチャンピオンリーグを制覇し《殿堂入り》を果たした。

 

 

 

 


改めて考えてみると、ジグザグマのようにRPGにおいて「バトルでは全く役に立たないキャラ」が最序盤~最終盤まで重宝されることはかなり稀なのではないかと気付いた。

 

正直、当時は雑用奴隷程度にしか認識していなかったが、今となってはこの圧倒的なキャリアデザイン力には敬仰の念を抱かざるを得ない。

 

 

 


恐らくジグザグマは遺伝子レベルで理解していたのだ。

「バトルでボーマンダには適わない」と。

この覆せない事実に、心が折れてしまっても仕方が無いと思う。しかし彼らは諦めなかった。

最弱のポケモンである事実を受け入れ、華々しいバトルではなく、縁の下の力持ちになる道を選択したのだ。

 

 

 

雑用奴隷だ没個性だなんだと蔑まれても、ただ黙々とひでんわざを身につけ、ついには組織に欠かせない存在として地位を獲得したのである。

汎用型を突き詰め"個性として昇華させた"とも言えるだろう。

 

 

 

一つ一つの技能を見ると特別なものではないかもしれないが、どんな事にも対応できる安定感は便利屋として重宝される。

 

 

 

この辺りは企業構造とよく似ていると思う。

粛々と業務を処理するジグザグマは、企業でいうところの総務部。

 


これからもひでん要員として主人公を影から支え続けるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇彼らにとっての"幸せ"とは◇

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ところで、昨年末頃にポケットモンスターソード/シールド(第八世代)が発売された。
私はプレイしていないのだが、噂によるとジグザグマが世代を超えて再登場したらしい。

 

このタイミングで登場するということは、古参ポケモンとして再評価の流れでも来ているのか?

ふむ…どれどれ、少し調べてみるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ん?

なんだこいつは。

 

 

 

 

 

 

毛色が黒っぽくなっている。
しかもよく見ると、タイプが"ノーマル"ではなく"あくノーマル"に変化しているではないか。

これは一体...


調べてみると衝撃的な事実が判明した。

 

 

 

 

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ひでんわざ廃止。

 

 

 


どうやら私が知らなかっただけで第7世代以降はひでんわざ制度自体が廃止されていたようだ。

そもそも最新作には「そらをとぶ」と「なみのり」以外の旧ひでんわざに該当する要素は存在せず、この上記2点についても特定のポケモンや技を必要としない新要素で代用しているらしい。マジかよ。

 

 

 


ああ、なるほど。つまりそういう事か。


ひでんわざのアウトソーシングに成功した前作(第7世代)で主人公からリストラされたジグザグマが、最新作(第8世代)に流れ着く課程でグレてしまったわけだ。

そうとしか考えられない。

 

 

車が普及して馬車を見なくなったように、電卓が発明されてそろばんが長方形の置物になったように、突然ひでんわざが"過去の遺物"になってしまったのだ。

グレるのも無理はないだろう。

 

もはや存在価値がなくなった彼らが生活していくには、悪事に手を染めるしか道は残されていなかったのかもしれない。

 

 


しかしそれで終わりでは余りにも不憫ではないか。

私はジグザグマにとっての幸せとは何かを考えることにした。

 

 

 

 


ひでん要員として縁の下の力持ちになることはもはや適わない。そもそもこの選択は「バトルで役に立たない」という理由から派生した道だったはずだ。

 

 

では逆に、バトルで活躍できる道を模索するのはどうだろうか。

 

 

 

よく考えてみると私は本気でジグザグマを対戦用ポケモンとして育てた事がなかった。

 

 

 

 

根気よく探せば、きっと彼らについて見落としている要素/強みがあるはずだ。

 

 

 

 

もしかしたら誰も気付いていなかったバトルでの使い道があるかもしれない!

 

 

 

 

そう思い私は押し入れの中からゲームボーイアドバンスを引っ張り出して起動した。

 

 

 

 

 

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チャラーン♪……ピキーン✨…

 

 

起動して、さっそく一回バトルした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そんで、すぐにどうでも良くなった。

 

 

あと、金輪際ジグザグマの事は気にしない事にした。

 


理由は二つある。

 

 

 


一つ目は、適当に入った草むらでジグザグマが野生ポケモンに瞬殺されたから。

ジグザグマがお話にならないレベルで弱いのをいまさら思い出した。忘れてたわ。

 

 

 


二つ目は、後釜で出したメタグロスの"コメットパンチ"が馬鹿みたいに強かったから。

たぬきに指示出すのがアホらしくなりました。

 

 

 

 

 

以上。

ジグザグマの皆さんは活躍することを諦めて、その辺の砂利道で遊んでてください。

では。

人見知りと沈黙恐怖のジレンマ

 

手との立場とか、心の距離に開きがあるほど言葉を包むオブラートって厚くなるじゃないですか。

例えば心を許した親友が『昨日のジャグラー、500円でペカッて3万になったw』とか言ってきたとしたら"うるせぇスロッカス"で終わるのに、それが取引先の総務担当者とかになると"ええーーっ!?マジっすかwwヤバいですね!!飯連れてってくださいよwww"となる感じ。

 

今のは極端な例でもなんでもなくて、日本中至る所で行われている処世術だと思うんですけど、ダンボール並に厚くなってしまったオブラートはもはやただの嘘で、この会話に本音なんか一つも無いんですよね。

 

子供の頃はなぜか大人の世界がキラキラして見えて『早く大人になりたい』とか思ってたのに、いざ大人になってみると世の中ほんと嘘だらけで、どこまでいってもハリボテで、生き辛くて。

なんかもう机の上の書類をすべて窓から投げ捨てて、床にうずくまりたくなるのです。なりませんか?ところで抱きしめてくれませんか?

 

 

 

 

は根が人見知りなので、さっきのジャグラーの話みたいなのは極力したくないんです。だって嘘付くのってストレスじゃないですか。

でも、日常で求められてる会話の85%くらいは今みたいなどうでもいい会話だってことも理解しているので、それが酷烈なジレンマになってギリギリと私を締め付けるんです。

なんの意識もせずにスラスラとこういう会話できる人、羨ましい妬ましいという気持ちを通り越して怨めしいです。

 

そんな自分の気持ちとは裏腹に人と話さなきゃならない機会が増えてきました。環境の所為か、会話を途切れさせてはならないという謎の強迫観念も生まれたんですけど、これ『沈黙恐怖症』って言うらしいです。

 

自分でも馬鹿馬鹿しくて嫌になるのですが、少し考えれば分かる事とかをいちいち質問したりしちゃうんです。
"答えありきの質問"を考えて会話を途切れさせないために兎にも角にもしゃべるしゃべる。
チャレンジャー俺、モンスターも俺のフリースタイルダンジョンが始まるんです。ほんと何なんでしょうね。おれもUZIのマネして大麻吸っちゃおうかな。

 

口から出てくるリリックでひとしきり捲し立てて相手と別れた後、『相手は今日の会話を楽しめただろうか』『無理して笑っていたのではないだろうか』と答えのない不安がみぞおちの辺りから押し寄せてきて、ドツボにはまってしまうまでがいつものワンセット。もちろん審査員も全員私なのでジャッジできないはずなのに、なぜかいつもクリティカル判定が出て、私が負けて終わり。

DJ SN-Z、頼むからこの耳障りな音楽を一旦止めてくれ。

 

 

 

 

会もストⅡくらい分かりやすかったらいいんですけどね。『殴り合って強い方が勝ち』みたいな。

逆にその方が健全だと思いません?

最近何でもかんでもややこしくし過ぎなんですよ。毎日賞金がでないライヤーゲームをやらされてる気分です。ほんと勘弁してくださいって話ですよ。そう思いません?みなさんもそう思いませんか?

 

ところで抱きしめてくれませんか?

 

それ俺に言う?

痴吐きたい時ってあるじゃないですか。誰かに気持ちを聞いてもらうと整理がつくし、単純にストレスの発散にもなる。ただ、言う相手は選ばなければならないし、いつもくだらない話を聞いてくれる友人達には最大限の感謝をしなければならない。

高校時代、俺が意味不明な理由で突然彼女から振られて落ち込んでた時『雑魚が (笑)』と笑いながらタバコの煙を吹きかけてきた今倉くん元気ですか?僕は元気です。一生忘れません。貴方はこの先どんな徳を積んでも地獄に落ちます。

 

忘れないといえば、世の中どうでもいい事で溢れていて、よっぽど印象的な出来事でない限り大概のことは忘れてしまう。でも実は脳味噌の奥底に記憶は眠っているだけで、何かの拍子に思い出すことがあるんだとか。

 

 

 

の前、東京の小学校に通ってた頃遊んでいた友達から十数年振りに電話がかかってきた。正直携帯の画面に浮き出てきた名前を見ても誰か思い出せなかった。けど、

「もしもし あっくん?(俺のあだ名) 昔よく遊んでもらってた〇〇だけどー、分かる?」

あだ名で呼ぶ際の変なイントネーションと、語尾を伸ばすのんびりとした話し方を聞いた瞬間、当時の記憶が鮮明に蘇ってきた。

 

彼と初めて出会ったのは小学校1年生の冬。クラスが別だったので入学以降面識はなかったけど、親同士が知り合いだった事がきっかけで放課後たまに遊ぶようになった。

彼は妙に大人びてたというか、どこか気だるげで達観した雰囲気を纏っていたのを覚えている。
俺達がABボタンを連打してレックウザを捕獲しようと躍起になっていた頃、ポケモンなんかには見向きもせず鉄拳4で10連コンボの練習をしているような子供だった。
そういえば、ボボボーボ・ボーボボの録画をDVDにコピーして彼の家で見たとき、癖のないハッキリとした口調で『この家にはいらないな。』って言われたのを今思い出した。どういう意味??
まあ、いいや。

 

心地よい懐かしさを感じながら返事をした。


『おお〜!めちゃくちゃ久しぶりじゃん! てか遊んで"もらってた"って何だよ、よそよそしいなw 元気してた?』

「ハハハ、ごめんごめんw 来月籍を入れる予定だった彼女を寝取られたけど、元気でやってるよw」

『へぇ〜!ちょっと待って。』

 


???

 


一体何が起きたんだ。十数年振りの相手から投げかけられた「What's up?」の返答がこれか?どう考えても重すぎるだろ。なんなんだこいつは。上手く反応できなくて『へぇ〜!』とか言ってしまった。

急に飛んできた右ストレートに意識を刈り取られそうになりながら、なんとか俺は声を絞り出した。

 

 

 

 

『だ、誰に?』

 

 

 

 

彼は言った

「兄貴w」

 

 

 

 

なにわろとんねん。
俺は爆発した。

リーグオブレジェンドとかいう犯罪級のクソゲー

 

あなたはリーグ・オブ・レジェンド(League of Legend)というオンライン ゲームをご存じだろうか。
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通称LoL(ロル)と呼ばれるこのゲームは、"サモナーズリフト"というフィールドを舞台にして行われる。

5対5で戦いながら相手チームより先に敵陣地のコアを破壊することが勝利条件となるゲームだ。

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今年でリリース10周年を迎える本タイトルは、アクティブユーザー1億1500万人超え毎日約800万人のプレイヤーが同時接続する程の人気を誇る。

先日開催されたWCS2019(世界大会)では、ネット配信の同時視聴者数4400万人を記録した。また、優勝チームには歴代最高となる645万ドル(日本円にして約7億円)の賞金が支払われるなど、諸々の実績からして"今般のe-sport業界を牽引するゲームの一つ"といっても過言ではないだろう。

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なぜここまでユーザー数が多いのか、それは①ノートPC等の低スペック環境でも動作すること、②完全無料で遊べるところ、そして何より③競技性が非常に高いところにある。

課金要素はキャラクターの見た目が変わるスキン等のオマケ要素のみで、ゲーム内のステータスには一切影響しない。そのためプレイヤー個人の実力が世界ランキングに直結する。ランキング上位になるとプロプレイヤーともマッチングするようになることから、より高みを目指して多くのプレイヤーは日々ランクマッチに励んでいる。


かくいう私も、引退と復帰を繰り返しながらかれこれ4年以上このゲームをプレイし続けている。
よく『飽きないのか』と聞かれるが、答えを言ってしまえば全く飽きない。年に1回の大型アップデート、月に2回バランス調整、数ヶ月に1度の新チャンピオン(キャラクター)の追加があるからだ。
バランス調整のたびにここまでワクワクするゲームを私は他に知らない。

 

 


では、一体何がクソなのか。

 

 


ここからは圧倒的欠点といえるこのゲームの性質についてこれから掘り下げていきたい。
まだこのゲームを始めてない人は今後ゲームを始めるか否かの判断材料にして欲しい。

 

 

 

 

 


◆リーグオブレジェンドのここがクソ①


深掘りを始める前に、まずはこの動画を見てもらいたい。


端的に言ってしまえば、これがリーグ・オブ・レジェンドの闇だ。

 

 
 

クソポイント その①

極端に民度が低い。

 

LoLの欠点をあげるとしたら真っ先に挙げる項目がこれだ。
先述のランクマッチを回すと、このレベルの魑魅魍魎が跋扈していると捉えてもらって差し支えない。

チャットファイト、AFK*は当たり前。
モナーズリフトに法律はあってないようなものだ。
*…「Away from Keyboard」の略。試合中にキーボードからを手を離して操作を放棄すること。

 

試合中に暴言を吐くとチームメイトが嫌な気持ちになるだけでなく、勝率も数パ-セント下がると公式運営が再三にわたりアナウンスしているのにもかかわらず現状は変わらない。
それどころか、サブアカウントを作成して初心者イビリするやつまで出てくる始末。

 

 

なぜここまで民度が低いのか。

 

 

 

 

 

ところで、私には中学生時代から仲が良く、今でもゲームを通じて交流のある"矢部くん"という友人がいる。彼が怒ったところを誰も見たことがないほど温厚な性格で、学生時代には矢部菩薩(やべぼさつ)とも呼ばれていた。
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古くからのゲーム友達であり、友人として彼が大好きだった私は、当然一緒にプレイしたくなりLoLを勧めた。挫折しかけながらも少しずつ上達していった矢部くんは、どんどんLoLの世界にハマっていった。

 

しかし、彼がLoLをプレイし始めてから10ヶ月程経ったつい先日、彼のアカウントがBAN*された。
*…10試合のチャット制限処分

 

公式から届いた通知文書には『あなたのゲーム内でのコミュニケーションは悪質または扇動的であると判断されたため』と書いてあったらしい。つまり"暴言"が理由ということだ。


私は耳を疑った。

あの矢部菩薩が暴言...?冗談だろ??

 

詳しく話を聞いてみると、普段友達とわいわいやっている時にはなんともないが、一人でランクマッチを回してると、悪魔に取り憑かれたように味方のちょっとしたミスに対しても怒り狂ってしまうらしい。そう話す彼の声は少し震えていた。

 

 

 


ふと、誰かが吐き捨てたこの言葉を思い出した。

 

『クソ野郎がLoLをプレイするのではなく、LoLが人をクソ野郎にする。』

 

今となっては、一概に否定できないある種の説得力をこの言葉に感じてしまう。どうしても私は暴言を吐いている彼を想像できないのだ。

 

 

LoLには人の性格を歪めてしまう魔力がある。

ソースは矢部くん。

 

 

チャット制限期間中に彼の中の悪魔が消滅するように、そして、またいつもの笑顔でゲームができるようになる事を祈っている。

 

 

 

 

 

 

 


◆リーグオブレジェンドのここがクソ②

辛辣なプレイヤー達から繰り出される暴言の波に揉まれ、時には悔し涙を流しながらプレイする。何が私たちをここまで駆り立てるのか。

 

クソポイント その②
麻薬の如き中毒性

 

 

さて、冒頭でも少し書いたが私はかれこれ4年以上このゲームをプレイし続けている。そう、

 


4年間も。毎日。プレイしているのだ。

 


平日は平均2時間、休日は朝から晩までプレイしたこともあった。
計算を単純にするため、毎日2時間プレイしたとすると、


2(時間)×365(日)=730(時間)=30.4(日)

驚くことに私は年間1ヶ月以上このゲームをプレイしているらしい。

 

心底ゾッとした。ストレス解消のためにプレイしているはずのこのゲームで、味方の暴言に耐えながら無限に沸いてくる小さい敵をちまちま攻撃しては経験値を稼いでいる。正直、めちゃくちゃストレスが溜まるし、煽られた時なんて発狂キレ散らかしものだ。

え?『そんなに嫌ならやめればいいじゃない』だって?……はい、おっしゃる通りです。

 

 

 

 

 

 

 

でも、やめない。

やめられない。

 

 

 

 

 


いや、むしろほとんどのプレイヤーはこのゲームに嫌気がさして、一度は引退経験があると思う。どういうことかというと、

f:id:Kyodo:20191127110614j:image大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic) | Twitter

完全にこの状態。

 

 


LoLが無い生活に耐えられなくなり、戻ってきてしまうのだ。

先日、WHOがゲーム依存症を精神疾患認定したことで大きな波紋を呼んだが、ゲーム運営会社及び我々ゲーマーはこの件について真摯に受け止める必要があると私は思う。

 

LoLには麻薬の如き圧倒的な中毒性がある。

これは我が身をもって体験している紛れもない事実だ。

 

ちなみに私のフレンドの80%は私よりもレベルが高い。つまり、私以上にプレイしているということになる。

我々が知らないうちに引き込まれていたLoLという底なし沼から抜け出す糸口はまだ見えない...

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

ここまで読んでくれた賢明な読者諸君にはこのゲームの危険性が十分に伝わったと思う。

この記事を通して私から伝えたい事は一つだ。

人生の大切な時間を無駄にしないために、絶対にこのゲームをプレイしてはならないしてください。

 

 

プレイヤーガイドでは、チュートリアルをプレイしながら、あなたの分身となる“チャンピオン”と呼ばれるキャラクターの使い方や、マップの特徴を知ることができます。

さあ、あなたも闘志あふれる猛者がひしめくリーグ・オブ・レジェンドの世界へ足を踏み入れましょう!

理想的な生き様と愛想笑い

 

ンビニで焼き鳥買ってその辺のベンチに座って食ってた時、ハトが寄ってきた。物欲しそうに足元まで近づいて来るのかと思いきや、一定の距離で足を止めて、俺をガン見してきた。

「何ガン付けとんねん。」

負けじと俺もハトをガン見しながら焼き鳥を食ったその時、ふと思った。この状況、ハトからはこう見えているのではないか。

 

『自分より何十倍も身体が大きい謎の生き物が同胞を焼いて食ってる』

 

もしも俺が逆の立場でこの絶望的な状況に気づいてしまった時、まともに動けるだろうか。おそらく無理だ、蛇に睨まれた蛙のように一歩も動けないと思う。

圧倒的な恐怖を前にして瞳孔は開き、全身に鳥肌が立つ。なんならもう下半身は大洪水で腰を抜かし、死を覚悟するかもしれない。

そうでなくとも大抵の人は山中で熊と対峙した時のように、ゆっくり後ずさりを始めるはずだ。

そう考えると、大人気なく対抗心を燃やしたことが恥ずかしくなり、少し反省した。「どうしたの?大丈夫だよ。君のことは食べないよ。」と優しい目を向けてやればよかった。

依然として見つめてくる彼(ハト)の瞳になんとなく居心地の悪さを感じてベンチから立ち上がろうとしたとき、誤って食べかけの焼き鳥を落としてしまった。その時だった、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


疾風

 

 

 

 

 

 

 

 


確かに風を感じた。
彼は驚くべき速度で走り込んできて、落ちた焼き鳥を串ごと咥えてベンチ裏手の茂みに消えた。

 

びっくりしすぎて最初は何が起きたのか分からなかった。ハトってあんなに速く走れるんだ。
放心から回復して状況把握できたとき、真っ先に胸の内に沸いたのは、惜しみない賞賛だった。

 

一連の流れに、野生のしたたかさと生き様を感じた。

初めからこれが彼の狙いだったのだ。たしかに今思えば、彼は真っ直ぐに俺を見据え、ただそこに存在していた。恐怖だなんだとゴチャゴチャ考えていたのは俺だけで、彼は"狩り"に全集中していた。そこに怯えや迷いはなかったのだ。

 

 

『貫禄』と『品格』そして『野生のプライド』

脳裏に浮かぶ威風堂々たるその姿に尊厳を感じた。

 

 

 


の生き様ってなんだ。モラトリアムを得るものなく通過して社会人となり早6年。無駄に愛想笑いだけが上手くなってしまった。愛想笑い検定なるものがあるとしたら準1級は堅いだろう。

めんどくさいと思いながら参加してた職場の飲み会にも今ではすっかり慣れた。あまり会話したこともない先輩が語るありがたいお話にも、目を輝かせて耳を傾けるマネができていると思う。

この前二次会で連れて行ってもらった少し高そうなBarで、後ろのBOX席の人が『もっと気軽に生きろよ』と誰かにアドバイスしていた。
カウンターで俺の隣に座っていた上司がそれを聞いて「気軽ってなんだろうな」と言うので、"鈍感さか無責任"と思ったけど「なんでしょうね」と呟いた。

 

 

 

 


しかしたらこれから先も自分が理想とする生き方はできないのかもしれない。というか、自分を殺して無難に社会人として生活する以外の術を俺は知らない。

自分を出していいところと言葉を飲み込むべきところの境がシビアすぎて一歩踏み込むのが怖い。個性ってなんですか?

とりあえず、この愛想笑いの仮面はもうすこし被っておきたい。あと、叶うなら来世はハトになりたい。

 

 

 

好きなようにやれ そして俺に指図をするな
───UVERworld「Don’t Think.Feel」