給食のカレーを舐めるな。
最近ニュースで騒がれている
「神戸市 教員イジメ問題」
子供を指導する立場であるはずの教員が同僚をイジメるという最悪の構図。
特に、被害者教員に加害者が激辛カレーを無理やり食べさせる動画はあまりにもショッキングで見ていて辛かった。
擁護する気は全く無いが、加害者側の教員にもかつては志があって教師を目指したはずだ。彼らはどこで道を踏み外してしまったのだろう。
《↓Twitterの声と事件記事》
優しい教師がいじめられてる動画を見たらショックだと思うわ
— Jidk⚖️いじめ🈲モラハラ🈲 PTAは任意加入 (@Jidkpb2017128) 2019年10月16日
学校内部だけの秘密にしたくても
違う学校で勤務する可能性がある限り他の地域の保護者や生徒には脅威だから実名を知りたいのは当然
https://t.co/HyiymOCUS1
再発防止はもちろん、巻き込まれた児童のケアが急がれる中、10月17日 神戸市教育委員会は驚くべき対策案を発表した。
「給食にカレー出すのやめます。」
ちょっと待ってくれ。
一体どういうことだ。
なぜ教員イジメの影響で子供達が大好きなカレーが奪われなければいけないんだ。
まさか、ハヤシライス派の陰謀か…?
調べてみたところ、
教育委員会側の言い分としては
①子供達が無理やり激辛カレーを食べさせるマネをする恐れがあるため。
②子供達がこの忌々しい事件を思い出してしまうため。
大きくこの2つの理由ががカレー中止のわけのようだ。
しかし、この措置にはある重大な欠点がある!
気づいている読者も多いだろう。
そうだ。
"子供達がカレーを食べられない"という事だ!!
待って…
ブラウザバックしないで…
1.子供がカレーライスに懸ける想いを舐めるな。
先ほどの発言の真意は、
措置を発表した教育委員会が、子供にとっての"給食のカレー"という代え難い存在の大きさに気づいてないという事だ。
多くの人間は己の内にある童心を否定しながら大人に近づいていく。社会に適合していくためのアイデンティティを獲得するというのは、つまるところそういう意味だ。
童心を否定する事なく社会で成功できる人間なんてほんの一握りだと思う。私の知るの中で思い当たる人物といえば、ZOZOTOWN元社長の前澤友作氏とジャムおじさんくらいだ。
しかし、今だけでいい。
童心を思い出して今一度考えてみてほしい。
本当に給食カレーを中止することが子供達のためになるのか?
私が小学校低学年の時の給食カレーといえば、おかわりの奪い合いになるほどの大人気メニューだった。
クラス全員が、4時間目の授業途中から漂う、香しいカレーの匂いに集中力を乱されながら授業を受けていたものだ。
私が2年生の時には普段真面目な石井君が、給食当番にムシキングのコーカサスオオカブト(レアカード)を賄賂して多めによそってもらってた。
その後、誰かが先生にチクってバレてしまい、結局石井君は下校前の終礼で晒しあげられて泣いてしまったが、それは今どうでもいい。(いや、チクったの俺じゃねーし。勘違いすんなし。)
何が言いたいのかというと、石井君にとって給食カレーとは、コーカサスオオカブト以上の価値だったということだ。
価値観に違いはあれど、基本的に小学生は石井君のようにカレーライスが大好きだ。それも熱烈に。
子供達の大きな楽しみを奪うという事を自覚して慎重に議論していただきたい。
2.カレー中止の理由、なんかおかしくない?
カレー中止理由①
"子供達がこの忌々しい事件を思い出してしまうため。"
これが分かるようでいまいちよく分からん。
確かに感受性豊かな子供にとってショッキングな事件であった事は間違いない。
ただ、それとカレーを結びつけるのは違くないか?🤔
それよりは
「教師を見るたびに思い出してしまう。」
とか、
「大人が信用できなくなってしまった。」
とかいう類のトラウマに近いのではないか。
カレーを見るたびに辛くなるのは被害者教員であって子供達ではないと感じる。
カレー中止理由②
"子供達が無理やり激辛カレーを食べさせるマネをする恐れがあるため。"
まず一つ。童心を思い出せ。
子供が自分の大好きなカレーをみすみす相手に差し出すような真似をするわけないだろ。
それに
給食カレーは激辛じゃない。
大甘だ。
危険性はない。
そもそもの話をする。
この学校の教師は何のために存在しているんだ?
万が一、子供が無理やりカレーを他人に食べさせるような真似をした際に叱ってやるのも教師の仕事じゃないのか?
職務放棄をするな。不祥事の尻拭いを子供にさせるなら教師を辞めてしまえ。
まとめ
途中から石井君に意識を乗っ取られてしまったために、文章が荒くなってしまったのを許してほしい。
神戸市教委の"カレー中止"という愚かな措置が撤回される事を祈っている。
以上だ。